廊下にダウンライト、何個つける?「とりあえず多め」が後悔を招く理由とプロの正解

家づくりの打合せが進む中で、「廊下の照明って、どう考えればいいの?」と迷う方は少なくありません。

「間隔は?配置は?数は?」
「住宅会社からもらった照明プラン、たくさんダウンライトがついてる…こんなにいるの?」
「ダウンライトと足元灯、どちらを使えばいいの?」

こうした疑問に答えるべく、パナソニックリビングショウルーム名古屋で、実際の4.5m廊下を使って実験してみました!

この記事では、照明に詳しくない方でもすぐに実践できるように、写真付きで照明の間隔・配置のコツを解説していきます。

そもそも…廊下は明るい方が良いと思っていませんか?

明るければ安心

そう思って照明を多めに入れてしまう方が多いですが、実はそれ…大きな落とし穴なんです。
廊下が明るすぎると、こんなデメリットが起こります。

  • 室内の他の空間が相対的に暗く感じる(眩しいギャップ)
  • 夜中にトイレに行くときに、眩しくて目が覚めてしまう

大切なのは、“必要な明るさを、必要な場所だけに届けること”

【実験①】ダウンライトの間隔を変えて比べてみた

今回、4.5m(=5マス)の廊下で、2つの間隔パターンを比較しました。

パターンA:2.7m間隔(やや明るめ)

  • 5.4mの廊下に3灯設置(2.7m間隔)
  • 明るさはしっかり取れる
  • 明るめが好みの方には◎
  • ただし、これ以上明るくすると「まぶしい」と感じる人も

たまに、1.8m間隔で廊下にダウンライトがついていることがありますが、明るすぎるので、今すぐ減らしましょう。
DAIKOさんのセミナーでも「2.7mに60Wダウンライト1灯が標準」と言っていました。

パターンB:4.5m間隔(意外と明るい!)

  • 4.5m廊下に2灯設置(4.5m間隔)
  • 思ったよりも暗くない
  • 空間が落ち着いて見える
  • 家全体の明るさのバランスが取りやすい

意外なメリット
照明を少なくすることで、設計の「余白」も生まれ、スッキリとした印象になります。コスト削減にもつながるのは嬉しいポイント!壁の奥が明るいというのがポイントです。

【実験②】設置位置の違いで“心理的安心感”が変わる?

照明の位置によって、同じ灯数でも印象は大きく変わります。

廊下中央に1灯

中央に設置した場合

  • 行き止まりの壁が暗く、先が見えない
  • なんとなく不安…
  • 廊下が長く感じる

廊下端と端に2灯

奥(行き先)を照らす場合

  • 奥の壁が明るく見える
  • 「あっちに進めばいい」と安心感アップ
  • 視覚的に距離が短く感じる=サバンナ効果(先に光があると安心する心理)

【実験③】足元灯の設置間隔でも印象は大きく変わる!

寝室やトイレまでの廊下夜間の移動を考えると、足元灯の設置も大切です。
夜間、ダウンライトがセンサーで点灯すると、すごく眩しいので注意しましょう。
夜は足元灯だけでも十分な照度が取れるため、ダウンライトをセンサーはつけずスイッチ操作にして、センサー付足元灯を使うもおすすめです。
今回は同じく4.5mの廊下で、足元灯の距離を比較!

 4.5m間隔

  • 足元の照らされる面積が少ない
  • 安全性・視認性に不安あり

 2.7m間隔

  • 行き先まで明るく見渡せる
  • 足元も照らされて歩きやすい
  • 移動がスムーズに!
ほそや

2.7m間隔で足下灯をつけるのが良さそうですね。

【商品紹介】おすすめの足元灯

 明るさセンサー付

明るさセンサー付は、周囲が暗い時は常に点灯しています。夜間つきっぱなしなのはもちろん、窓がない日中も暗い廊下の場合、日中もついていることになるので、注意しましょう。

明るさ+人感センサー付

常時点灯を防ぎたい方に。こちらなら、日中も暗い廊下でも問題ありませんし、夜中も、廊下を歩いた時だけ点灯するので無駄がありません。

高照度で階段にも対応

ほそや施工事例

「とにかく明るく!」という方におすすめの商品です。
センサーはついていませんが、足下灯のみでも安心感のある明るさが取れます。
ダウンライトをつけずに、この足下灯のみにする方もいますし、階段に使用するのもおすすめです。

【設置の工夫】収納前にダウンライトをつけると便利!

収納前に照明を配置することで、収納の中が見やすくなります。

ほそや

「ここに光があると便利!」という場所を意識して、“動線+収納+照明”をセットで設計するのがプロのテクです。

照明は“デザイン”より“設計”が大事!

照明はインテリアとしての“デザイン性”も大切ですが、それ以上に「どこで・どのタイミングで・どう使うか」を踏まえた設計こそが重要です。
一度設置してしまえば、そう簡単に位置は変えられません。だからこそ、事前にしっかりとしたプランニングが求められるのです。


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合同会社ほそや照明研究所
代表:照明コーディネーターほそやともみ

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